訴えられなければすべて良し!【Part1】
~Lassicとオンザロード~
【Part1】
この話はとあるシステム開発の現場で起きた、Aさんが体験した本当の出来事である。
【エージェント】
株式会社Lassic
【鳥取】
〒680-0843 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201-3
TEL:0857-54-1070
【東京営業所】
〒108-0074
東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル 4F
TEL 03-6455-7720
kishi@lassic.co.jp
岸 凜汰郎
【ベンダー】
株式会社オンザロード
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1丁目19番24号 名古屋第一ビル7階
TEL:(052)737-6426
FAX:(052)737-6427
丹羽 亮一
あんどー
Lassicと契約を結んでいた個人事業主が以下の通り。
・関
・大塚
・居原
・(Aさんを「私」と呼ぶ)
私は個人事業主としてシステム開発の仕事をしている。
株式会社Lassic(エージェントという)の紹介された案件の募集で面談に通った。
そして私はLassicと契約を結んだ。
仕事場所の会社名は株式会社オンザロード(ベンダーという)という。
契約形態は下記のようになる。
ベンダーのオンザロードとエージェントのLassicが契約する。
Lassicと個人事業主(関、大塚、居原、私)が契約する。
※オンザロードと個人事業主は契約を結んでいない。
オンザロードは愛知県名古屋市にある。
Lassicからオンザロードのプロジェクトを受けた私達はフルリモートワークで作業する。
フルリモートでの作業では、チャットやビデオチャットでチームのメンバーと
コミュニケーションなどをとる。
10/1(火)
仕事の初日で、東京から愛知県名古屋市にある株式会社オンザロードに行ってPCを受け取に行った。
PCの設定や会社の概要みたいな説明、コンプライアンスのテストなどをした。
会社の概要は簡単に済ませてプロジェクトの説明や仕様の説明などをするもの
なのだが全くなかった。
また、プロジェクトに関連するドキュメントがどこにあるか
どんなドキュメントがあるのかなどの説明も一切なかった。
こういうのは大抵初日から説明してくものなのに全くなく、そのまま東京に帰った。
なんのために名古屋まで行ったのだろうと私は不思議に思った。
後日、名古屋からPCを取りに行く理由がなんとなくわかった。
PCの送料の節約をしたかったらしい。
そのため、初日に行ってもたいして説明などの話がなく、PCを愛知県名古屋市から
東京の自宅までわざわざ人力で運んだのだ。
ケチの極みである。
辞めるときノートPCを返すのだが、「黒猫ヤマトでPCの箱代1500円+送料1500円(東京)で自腹で送れ」と言われた。
受け取るときは名古屋まで行き、辞めるときは自腹で払わすという、全く持ってドケチである。
本来こういうドケチの会社の場合は、代わりにLassicが送料を持つべきだが払わなかった。
つまりLassicもドケチなのである。過去に個人情報関連で炎上したLassic、さすがである。
10/2~5
プロジェクトの概要のような説明があり、それぞれチームに分かれて作業することになった。
私は大塚と同じチームなった。
このとき、プロジェクトの説明は概要だけで、またしてもシステムの仕様が一切なかった。
上記のように説明するのは大抵はプロジェクトやシステムを把握している「あんどー」
というオンザロードの社員である。
「あんどー」は論理的思考がないため、説明が下手くそだった。本当に下手くそだった。
言っていることは間違ってはいない。
原因は
・システムの用語について説明がない。
・システムについての背景や概要を言わない(言えない?)。
・物事を道筋立てて話すことができていない。
・画面操作が早すぎで誰もついていけず理解ができない。
という感じなので誰も理解できない。
朝会と夕会が毎日この調子で行われる。
あんどーは一度説明したことを2度聴かれることが嫌い(苦手?)らしい。
質問で既に説明していると「前にも言いましたが~~~~~」
ネチッこくなるのである。
自分に原因があることに全く気付いていない様子だ。
今まで同僚や上司から一度も指摘を受けたこともないのだろうか?
不思議である。
昔は一度説明したことを二度聴くな的な風潮はあったが
現代はそういうのは皆無な時代に「あんどー」も昔の人間だった。
10/7(月)
あんどーからプロジェクトのタスク(仕事)を振られた。
仕事内容を聴いて、2週間までやってほしいと言っていた。
私は仕様も聴いていないのにこの会社の初の仕事で
そんな少ない日数で終わるだろうか?と思っていた。
普通は、初のタスクをする場合、2~3週間は与える。
本当に簡単なもので2週間、少し量が多ければ3週間である。
さらに余裕を持たせて、上記の期間+3~5日間くらいの予備の期間を隠し持っている。(のびしろという)
かなりイレギュラーな仕事の振り方である。
10/18(金)
2週間も経たない頃に関と丹羽、あんどー達に、私と大塚がビデオチャットに呼ばれた。
関と大塚は私と同じLassicから紹介された個人事業主で、丹羽はオンザロードの社員である。
丹羽はあんどーの上司に当たる。
仕事の与えられた期間が10/7から2週間後(10/21(月))なのでまだ日数がある。
しかし、個人事業主の関から「今の進捗では間に合わないから、土日出勤、
平日は残業多めにやってほしい」と言われた。
そのころ、4~5時間残業していたため、さらに残業して土日も出ろと言われたら、誰だって嫌である。
しかも10/17(木)ぐらいに仕事の量が増やされていた。
増えた分の作業日数は3~5日間くらい必要な感じだったがその期間は追加されなかった。
完全にブラック企業のすることである。
私は「それは無理です。」と言った。
それでも、個人事業主の関は「スケジュールに間に合わないから何としてものこり土日含め5日間で終わらしたい。」
と言う。
私は「仕事量からしてそれは無理です。」と言った。
ずーっと黙って聞いていたオンザロードの社員である丹羽が
「スケジュールのなんたら(忘れた)おかしいから、別のビデオチャットで関さん、あんどーさん、居原さん一旦話し合おう」
と言った。
そうして、この無益なビデオチャットの会話は終了した。
Lassicに限らず、どこのエージェント会社も、就業する会社への希望や条件を聴かれる。
私は第一優先で「稼働が安定していること」を記載している。
これは契約である。
それをLassicもオンザロードも完全に無視しているのである。
なぜ無視することができるのか。
問題なのは契約書の内容である。
契約書に私の希望、条件を記載していないのである。
いざと言うときに訴えられないようにするためだ。
契約書には下記の縛りがある。
【業務委託契約】
契約書に「稼働が安定していること」と明確に記載されている場合、
それを超える業務を強制することは契約違反にあたる可能性がある。
【曖昧な契約】
契約書に時間超過に関する記載がない場合、
オンザロードが追加業務を依頼することは可能ですが
あくまで「依頼」であり「強制」ではない。
希望や、条件を基本契約書に記載していないから守らなくても良し!
ということである。
汚い人間のすることで、Lassicとはそういう会社である。だから炎上するようなことも平気でするのだ。
ほとんどのエージェントも同じことをしている。
しかし、それを当たり前だと思わないでほしい。そのようなエージェントはいずれフリーランス等に知れ渡り避けられるようになる。ネットで掲示板や会社の評価のコメントなどで、いろいろわかってしまう。
システム開発の仕事の多くは、どうしても稼働が高くなる(残業が多くなる)場合がある。
そうゆう仕事なので仕方がないことだ。
しかし、今回はそれに当てはまらない。
オンザロードに就業して一か月も経たず、最高5時間の残業が発生した。
しかも私達が振られたタスクは、だいぶ前から遅れていたタスクだったらしい。
そんなタスクは来たばかりの人が抱えるタスクではない。
上記の件は、結果的に就業したばかりで仕様などほとんど教えてもらえず、
短期間で終わらないタスクを、私たちに無理矢理終わらせようとしていた。
さらに、作業が追加されて作業量が増えたのにスケジュールの日数は増やすことなく、そのままだった。
オンザロードの社員である丹羽とあんどーとLassicの岸は、平気で人権を搾取する人間なのだろう。きっと過去にも似たようなことしているだろう。なんかこういうことにこなれている気がした。
このような人間は、全くもって気に入りません。
【Part2】へ続く。